高校生のみなさん、こんにちは。

　宮城教育大学では、令和４年４月に入学するみなさんから「課程?コース」「入試の方法」を変更することになりました。

　第１回では、新しくなる「課程?コース」について簡単に解説しました。

　２回目の今回は、「入試の方法」のうち、「総合型選抜」についてお伝えしていきます。

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Vol.2 新しい入試「総合型選抜」って？？

　前回解説しました新しい課程?コースのうち、「芸術体育?生活系教育専攻」に入りたい人向けの入試です。

　なお、「芸術体育?生活系教育専攻」には「学校推薦型選抜」「一般選抜」での募集はありませんのでご注意ください！

芸術体育?生活系教育専攻では???

◎中学校の「音楽」「美術」「保健体育」「技術」「家庭」の教員免許を取得
◎さらに、「小学校」か、中学校の「国語」「数学」「英語」の教員免許のいずれか1つを取得

合わせて2種類の教員免許を取得できるようなカリキュラムになっています。

それでは、実際の入試の流れを見ていきましょう。

総合型選抜には、「地域定着枠」と「一般枠」２つの出願枠があります。

　まず「地域定着枠」ですが、最も大きな特徴は出願要件に「仙台市および宮城県以外の地域において教職に就くことを強く希望する者であること」と明記されていることです。

　本学は東北地域で唯一の教員養成単科大学ですので、地域の教育や教員養成に責任を持ち、宮城県以外の地域にも優秀な教員を輩出していきたい、という思いからこのような要件にしています。

　また、一般枠の出願に必要な「大学入学共通テスト」の受験も課さないこととしています。ただし、「地域定着枠」で不合格であっても、「一般枠」での合否判定に含めて再度合否判定が行われるため、「大学入学共通テスト」の出願も同時に行うことをお勧めします。

　「一般枠」については、選抜方法の内容は一緒ですが、第２次選考の合格者に「大学入学共通テスト」を課していることが特徴です。第２次選考で合格した者が「大学入学共通テスト」で４５０点（９００点満点）以上であれば正式に合格となります。

　以上、ここまで総合型選抜の概要を見てきました。

　実際の選抜方法等の詳細については、「大学案内2022」や「令和４年度入学者選抜要項」をご確認くださいね。