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本学卒業生12名の経験談を聞く企画を実施

令和6年8月2日(金)、本学を卒業し宮城県内の小中学校で教員として勤務する12名をお招きし、今年度第5回となるボランティアディスカッションを実施しました。現職の教員から直接話を聞ける貴重な機会ということで、学年や学校ボランティア経験の有無を問わず、69名もの学生が参加しました。

ボランティアディスカッションは教育現場でのボランティア経験をさらに深い学びに繋げるため、毎月1回学生が企画、実施しています。今回は教育実習や学校ボランティアでは経験できない教員の業務やそれに関する教員のリアルな声を聞くことで、教職への不安解消やモチベーション向上に繋げることを目的に行いました。

第1部は「私はこうやって乗り越えてきました!」と題し、今年4月に教員になったばかりの新任教員10名が学級作りや児童生徒たちと接する中で苦労したこと等について体験談を用いて伝えてくださりました。また、第2部では現職教員1名に対し学生3~4名の小グループに分かれ、教員の業務に関することの他、教員採用試験や在学中に取り組むべきこと等について意見交換をしました。

参加した学生からは、「現職の先生方は楽しそうに話していて、教員という職業の魅力を感じることができた」「自分の弱点や不安が経験を積むことで克服できるという可能性を感じ、教員としての道に対する前向きな気持ちが少し高まった」という声が寄せられました。

在学生が新任教員へ質問する様子
グループに分かれて意見交換する様子