「学生の自主的な学びの支援」を実施
本学では、令和6年3月7日(木)に、体育会の学生が中心となって「『心?知?体?技』~最高のパフォーマンスを発揮するための最強の自分づくり~」の企画が学生自らの手で実施されました。
当日は、高岡向陵高校男子ハンドボール部監督であり、ハンドボール男子日本代表U-21 コーチも務められている、JADA(日本能力開発分析)協会認定SBT1級コーチ?アスリートコーチの大房和雄氏による講演が実施され、講演後には学生が企画したワークショップが行われました。
参加者からは「こんなにも笑って、泣いて、考える、主体的な講義は初めてだった」「楽しい、学びの多い講演会は久しぶりでした」といった感想が寄せられました。また、「4月から教員になるので、イメージ?言葉?動作?表情を学校現場に取り入れるために、講演内容をよく咀嚼して実践していきたい」など、教師になった時にどう活用するか、という観点からの感想が多く寄せられたことからも、「今回の企画が教員を目指すことの内面的な動機づけのきっかけとなれば」という主催者の意図が、参加者にも十分伝わったことが伺えました。
また、大学と体育会が共同で開催する「サークルリーダー研修会」が長年にわたって実施されてきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の期間にその伝統も一度途絶えていました。今回の研修会は、「コロナ禍で落ち込んだ課外活動の活性化」を目的の1つとして企画されており、一度途絶えた伝統を新たな形で復活させたことからも、大変意義があるものとなりました。
この企画は、学生自らの意欲、発案等による学びの機会づくり、他の学生のモデルとなる学習活動等を大学として支援することを目的とした「学生の自主的な学びの支援」制度による、経済的支援を得て実施されたもので、次年度以降もこの制度を拡充していくことを予定しています。